神戸旅行1日目

行ってみたいと思いながら、いつも新幹線で通過するだけだった神戸に、念願叶ってようやく行けることになった。今回も8時ちょうどののぞみ10号で旅立つ。

2時間15分で新神戸に到着。新神戸駅博多駅や京都駅と比べて店がほとんど無いんだな。お土産店が1店舗で、あとは弁当屋2店舗、飲食店2店舗程度だった。

新神戸から地下鉄で三宮に移動した。三宮が神戸の繁華街。福岡でいう天神や博多だな。

ランチで、いきなり今回の旅行の目的である神戸牛を食べに行った。リーズナブルに神戸牛をいただける『ステーキランド神戸館』に到着。すぐ向かいに神戸店もあるけど、席数は神戸館が圧倒的に多いので、早めに食べたいなら神戸館が良いだろうという判断。予約は電話してみたけど無理だった。

幸運なことにまったく待たず席に案内されたので、神戸牛ステーキランチを注文。神戸牛はテンダーやロースやフィレではなくても、驚くほど柔らかく美味だった。肉の量も150gあり、ボリューム的にも満足。

神戸牛に舌鼓をうった後は、三宮を歩いて南下していく。

今回の旅行の目的その2である『リカちゃんキャッスルのちいさなクローゼット』に到達。子どもがこの店に行きたがったので、これ幸いと神戸旅行を計画した。1時間以上見て周り、子どものお土産として特別にジェニーを購入することに。神戸牛より高くついた。

三宮駅から北上して、宿泊する『ホテルピエナ神戸』へ。チェックインの時間までまだだいぶあったので、手続きだけ済ませて、手荷物を預けた。

さらに北上し、北野へ。目的はもちろん、異人館めぐり。道中、坂の傾斜がキツくて、長崎といい勝負だ。まずは、オリジナル香水作りできる『香りの家オランダ館』に来た。香水作りといっても、自分で香水を調合するのではなく、アンケートに答えたら、その人に合った香水をプロのブレンダーが調合してくれる。子どもの香水を調合してもらった。正しく保管すれば、5〜10年もつらしい。

せっかくなので北野7館周遊パスを購入し、異人館で一番大きい『うろこの館』も見学。隣接する展望ギャラリーからは神戸市街を見渡せた。この日は天気が良かったので海まで見えた。庭にあるイノシシ像『ポルチェリーノ』の鼻に触ると幸運に恵まれるらしい。もちろん触った。みんな触っているから鼻だけ金ピカ。

『山手八番館』には、座ると願いが叶うとされる『サターンの椅子』があった。座って、家族の健康と、個人開発の成功を願ってみたが、欲張り過ぎか。

『北野外国人倶楽部』ではドレス撮影ができるらしいが、この日はあいにくやってなさそうだった。館内にもドレスが結構展示されていて華やか。

『坂の上の異人館』は東洋風な内装。オリエンタルな雰囲気だった。

『ベンの家』では、蝶の標本や北極グマの剥製が展示されていた。北極グマの剥製は子どもが怖がりそうだなと心配していたが、案外平気そう。むしろ、異人館の中でもここが一番気に入ったみたいだった。

『洋館長屋』はモノクロの部屋をウリにしていたみたいだけど、線画チックの塗りが見えて、ちょっとわざとらしかったな。当時に存在した部屋というわけでもなさそうだし。インスタ映えはしそうだった。

『英国館』では、ケープと帽子を無料で借りて、シャーロック・ホームズの格好で写真が撮れた。子どもはすぐ脱いでしまったけど。気候が良かったら、ホームズの格好のまま、館内を見て回れたかもな。

最後に『神戸トリックアート不思議な領事館』にも行ってみた。

異人館めぐりの後は、『ロシア雑貨いりえのほとり』に立ち寄った。ここも、子どもがるるぶを見て行きたがった店。店内はかなりコンパクトで、るるぶ読んでないと、立ち寄らなかった可能性大。子どもが小遣いでミニマトリョーシカを買っていた。

子どもが歩き疲れたと言うので、ホテルピエナ神戸に戻ってチェックイン。

思っていたよりも広い部屋だった。新しいホテルというわけではないけど、綺麗にしてあって好印象。イタリア製の家具で統一してあるので、さながら海外のホテルに宿泊したかのよう。

夕飯は『洋食屋ナカムラ』を予約していた。神戸といえば洋食も外せない。

自分はヘレビーフカツとハンバーグのセットを食べた。ヘレビーフカツはミディアムレアでかなり柔らかい。カツは豚派だったが、牛もアリだと考えを改めた。ハンバーグにもかかっているデミグラスソースが、甘さとほろ苦さのバランスが秀逸。カツにデミグラスソース全然アリだな。

夕食後はホテルに帰ってまったりし、1日目は終了。異人館は3つぐらいの予定だったのが、9つも回ったので歩き疲れた。疲労コンパイラ