家族で湯布院へ旅行に行ってきた。子どもが産まれてから初めて。7年以上ぶりの旅行。
当初はゆふいんの森号で行く予定だったけど、台風のせいでしばらく運休に。慌てて高速バスに切り替えた。湯布院のバスセンターは湯布院駅すぐそば。
湯布院駅前のお土産屋さんはモダンな建物に変わってた。遠くに由布岳が見える。旅行日和。むしろ暑かった。
湯の坪街道に向かう道中、まずは子どもが楽しみにしていた「石ころ館」へ。特別に支給した小遣いで、さっそく自分用のお土産を買っていた。まだ湯布院について1時間経ってないのに気が早い。
湯の坪街道の入り口は、まだ観光地っぽくない。無量塔のロールケーキが有名な「B-SPEAK」があった。イートインは無くテイクアウトのみだったので、チラ見だけ。
初日は食べ歩くと決めていた。まずは「湯布院ぽてはに」で壺やきいも。
トッピングはアイスクリームに限る。ただでさえホクホク甘い焼きいもが、アイスクリームでさらに美味に。
湯の坪街道を進んでいくと、お土産屋さんが増えて、観光地らしくなってきた。
次のお目当てが「湯布院金賞コロッケ」。金賞の実力を見せてもらおう。
金賞コロッケは、揚げたてで外はカリッと、中はホクホク。予想外にジャガイモの甘さが際立っていて、さらに予想外にスパイシーだった。子どもにはまだ早い。ただ、非常に気に入った。福岡に出店してほしい。
メンチカツもジューシー。溢れんばかりの肉汁だった。メンチカツも捨てがたいが、金賞コロッケのほうが個人的に上だな。
オレンジやグレープフルーツをくり抜いた生搾りジュースを売っている店があった。オレンジにストローさして飲んでいる人が道中いて、子どもが気になっていたみたい。
暑かったので生搾りオレンジジュースで一服。10月とは思えない気温に疲労してたけど生き返った。
金鱗湖はしんとしていて空気が違った。鳥が全くいなくて、子どもは残念そうだった。前はでっかいガチョウ(?)がいたんだけどな。
宿泊先は「今昔庵」。高級な宿が多い湯布院では、比較的リーズナブル。妻の友人が以前訪れて高評価だったらしい。
離れと母家の客室があり、母家を選択。離れだと夕食がしゃぶしゃぶなのに対し、母家だと炭火焼きだったので。
客室に露天風呂が付いている。コロナ禍で大浴場には入りづらいので、今回の宿の条件は露天風呂付客室がマスト。夜と朝で合計5回ほど入ることになった。
夕食は、母家の向かいにある食事処でいただく。
ヤマメの塩焼き。皮までしっかり香ばしく焼かれていて、身はふっくら。丁度いい塩加減だった。川魚特有の臭みもなく大変美味。
豊後牛と赤鶏の炭火焼き。豊後牛のサシが美しい。
口に入れるとジュワッととろける。脂が旨い。この肉はしゃぶしゃぶよりも焼くのが正解だな。
冷たいうどんは口の中をさっぱりさせてくれて、口直しに丁度いい。子どもには肉よりもうどんの方が好評だった。
天ぷら。海老が大きいのが嬉しい。ただ、このあたりになると胃袋がもうパンパン。
締めに焼きおにぎりの出汁茶漬け。上にのっているのは焼き明太子。
母家の1階にある喫茶室に移動し、デザートの自家製プリンとシャーベットをいただいた。
コーヒーでホッと一息。喫茶室はレトロな喫茶店みたいな雰囲気で落ち着けた。デザートを食べる以外に使ってないんだろうか。だとしたら勿体無いな。
翌朝の朝食も、母家の向かいにある食事処吉一でいただいた。
朝食はオーソドックス。だし巻き卵と、おひつに入ったご飯が美味しかった。ご飯は海苔や卵で4杯ぐらい食べてしまった。食べすぎたな。
今昔庵からは金鱗湖が近かったので、二日目は金鱗湖側から湯の坪街道を散策スタート。道中、子どもにオルゴールづくり体験をさせたり、自分達のお土産に箸を買ったり、また金賞コロッケ食べたりしつつ、湯布院駅へ。
湯布院駅に着いたらちょうどお昼時だったので、ゆふまぶしを食べようかと思っていたんだけど、子どもが断固拒否。仕方なく、ゆふまぶし心の向かいにある「由布院ミルヒドーナツ&カフェ」に入った。
子どもにはドーナツの「フェーボン クラッフェン」。大人はそんなにお腹減ってなかったから、エクレアみたいな「ハーゼンオール」をシェアした。カスタードが濃厚で期待以上だった。
ドリンクはバナナミルク。牛乳自体が優しい甘さ。それにアイスとバナナソースなんて合うに決まってる。
初めての家族旅行、久しぶりの湯布院。金賞コロッケ食べたし、豊後牛も堪能したし、露天風呂に入りまくったので、やりたかったことは大体できて満足。子どもも「まぁまぁ楽しかった」みたいだ。まぁまぁの評価をもらえたので成功だろう。唯一の心残りは、ゆふまぶしを食べられなかったこと。次回湯布院に来たらリベンジしたい。