俺のフレンチ 博多

結婚記念日に「俺のフレンチ 博多」に行ってきた。お目当てはロッシーニ。博多にオープンして何年経つだろう。ようやく食べに行けた。

てっきり、週末のランチはコースが無いと思っていて、単品で食べたいものを注文しまくる気でいたら、「俺のスペシャルコース」なるものが注文できるようだった。ロッシーニが食べられるなら文句なし。これに決めた。

ドリンクは「俺のレモネード」を注文。お酒飲むとすぐ顔が真っ赤になってしまうので、さすがに昼間からそれは避けた。しっかりした酸味の大人なレモネード。

お通しは洋風茶碗蒸し。コンソメが効いていて美味い。会計後に分かったことだけど、コース注文したからか、席料取られなかった。席料込みの値段だったってことかな。事実、コース注文しなくても、この品は出てきていたらしい。

前菜はスモークサーモン。その下に敷き詰めてあるのはラタトゥユ。前菜だけど結構なボリュームだった。スモークサーモンとラタトゥユの相性って良いんだな。

スープはグリンピースの冷製ポタージュ。ガラスのお皿に緑が映えて見た目にも涼しい。暑くなってきたので、冷たいスープが汗ばんだ身体に沁みた。

コースについてくるバゲット。ソースをつけて食べると美味そうだ。後のお楽しみ。

魚料理は鯛。あと付け合わせにムール貝。皮目はパリッと、身はふっくらとしていて、それに白いソースが良く合う。美味。料理に気を取られて、なんのソースだったか説明聞くの忘れた。

口直しにはリンゴのグラニテ。グラニテは柑橘系が多い印象なので、リンゴというのは初めてかも。リンゴでも、そこはグラニテ。ちゃんと口の中がさっぱりリセットされた。

メインは、お目当ての「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風」。これよ、これ。夢にまでみたこのビジュアル。フィレ肉はナイフですっと切れる柔らかさ。フォアグラもフワトロで、これはもうソースだな。フィレ肉とフォアグラを頬張ると口の中が幸福で満たされた。

デザートはクレームブリュレ。この時点で結構お腹パンパン。このクレームブリュレも結構なボリューム。アイスクリームの方が良かったかも。美味しいので贅沢は言うまい。

食後のコーヒーでひと休み。駆け足で食べてしまったな。あのテーブル食べるの早い、とキッチン大忙しだったかもしれない。食べ終わるころに、ピアノの演奏も始まったので、ペースを落としてもよかったかも。

どの料理も期待に応えてくれていた。一般的なフランス料理店と比べて、一番高いコースと同じくらいの品数だったのでは。しかもメインはロッシーニ。オープン当初からするとロッシーニの値段はだいぶ上がっていたけど、それでもコースでこのお値段なら、コスパ高い。

俺のフレンチ 博多
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル2F
4,000円(平均)3,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp