『アオアシ(1)〜(10)』を読んだ

今一番面白いサッカー漫画という触れ込みだったので Kindle でまとめ買い。 確かに、今自分が読んでいる中では一番続きが気になるサッカー漫画かもしれない。

アオアシ』はクラブユースサッカーが舞台。 この年代を扱うサッカー漫画の多くは高校サッカーを舞台にしているから、ユースというのは珍しい。 高校サッカーなら学園ドラマも絡めやすかったりするからね。 ユースでもクラブが提携している高校に行ってるから、学園ドラマをやれないことはないんだけど。

その分、サッカーの本質的なところにしっかり踏み込んでいる印象を受けた。 キーワードを上げるなら、トラップ、トライアングル、コーチング、スペース、オフ・ザ・ボールなどなど。 読んでいてサッカーに詳しくなること請け合い。 丁寧に描いてあるので、ストーリーの進みが遅いのはまぁ仕方ない。

あと、途中で主人公の葦人に衝撃の出来事が。 ネタバレになっちゃうから書くのは自粛するけど、こんな展開になるとは思いも寄らなかった。 怪我とか、そんなありきたりな出来事ではない、とだけ書いておく。 というか、サッカー漫画の主人公にこれをやるのかぁ、無いだろ普通、と最初思った。 これから葦人たちがどう成長していくのか、この先が予想できないし、 そこが楽しみ。