及川を寧島に引き止めたくてフクノカミに大きな書店ができることを願った流花だけど、寧島が発展するにつれて及川たちと距離ができてしまうのはすごく不憫だ。流花自身はフクノカミとばーちゃんをなんとかしようと奮闘しているだけになおさら、ね。
そのばーちゃんが発起人になって立ち上げた寧強会はここまで順風満帆できたように見えて、やはりというか案の定、争いの火種が燻り始めたみたいだ。過去に寧島から人がいなくなったときは、この争いの火種が燃え上がって島を焼き尽くしてしまったんだろうな。
フクノカミはそんな過去の失敗を反省してか、新しいやり方に挑戦するみたいだ。まさか分裂するとはね。いや、分裂…なのか?
新しく増えた二体が寧島にどんな混乱を招くのか予想がつかないな。あと、フクノカミは薄気味悪い中にも妙な可愛らしさがあったのに対して、この二体は目がギョロッとしていて可愛げがない。どんなキャラクターなんだろうな。
- 作者: 堀尾省太
- 出版社/メーカー: 講談社
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