Xenoblade Definitive Edition

Rebuild.fm で評判を聞いて、いつかプレイしたいと思っていた『Xenoblade』が、Definitive Edition として Nintendo Switch で発売されていたので購入した。ゼノシリーズはゼノギアスゼノサーガをプレイしたことあるけど、どれも途中までしかやっていないので、クリアした最初のゼノシリーズになる。世界観的には、ゼノサーガよりはゼノギアスに近いかも。

アーツにスキルツリー、ジェムクラフトとシステムてんこ盛りで、慣れるまでだいぶ時間かかった。詰め込みすぎでは?と思わないでもない。ゼルダはあれだけ自由度あったけど、まだシンプルだったな。先にプレイしたのもあり、どうしてもゼルダ基準になってしまう。

物語は機神兵への復讐から始まり、巨神界と機神界の対決、最後には神との対決と、進むにつれ世界中を巻き込んでスケールアップしていく。本質的には、神というか、たった1人の人物に振り回された話だったな。メタな視点のシーンがあったので、上位世界とかあるのかもしれない。続編で触れられるだろうか。

そんなメインストーリーを進めつつも、プレイの大半は街やフィールドで片っ端からクエストの依頼を受けてクリアしていた。クエストの中には報酬で経験値が入るものがあり、物語終盤までは、しらみつぶしにクエストこなしていけば、自ずとレベル上がっていった。意識的にレベル上げしたのは最終章ぐらいだ。ゼルダほどどこでも行けるわけではないけど、ストーリー放置して、寄り道したり、今まで訪れた場所に再び行ける自由度はあった。

登場人物はシュルクやフィオルン、ラインら若者だけでなく、ダンバンでさえもまだ青く感じてしまうのは、自分の趣味嗜好から離れている故か、はたまた年か。皆真っ直ぐで眩しい。個人的には、フィオルンよりメリア派。マルチエンディングだったら、メリアの評価をひたすら上げただろうな。ただ、シュルクやフィオルン、ダンバンの攻撃性能が高くて、ラスボスまでほとんど力押しで倒せてしまったので、この3人は外せないか。

最初はシステムの複雑さに面食らって、自分に合わないと思ったものだけど、クリアした今では、名作の評判も納得。ゼノブレイド2やってもいいかなと思えた。