五等分の花嫁(13)

学園祭編もクライマックス。 学園祭終了後、風太郎がついに五つ子の中から1人を選ぶことに。 本命・三玖、対抗・ニ乃、大穴・四葉と予想していたが、 風太郎が選んだのが四葉とはね。 三玖は1巻からおそらくずっと風太郎を想っていただけに、 選ばれないのは残酷だ。 一方で、四葉は三玖以上にずっと長く風太郎を想っていたわけなので、 彼女の想いがスルーされるのもあんまりか。 考えてみると、過去から未来まで綺麗に繋がった感がする。 最初から花嫁は四葉と、作者のプロットでは決まってたのかもね。

あと、13巻では五つ子の実の父親が出てきたが、 本作では稀に見るクソ野郎だったな。 別れて正解だったと思うくらいに。 悪人らしい悪人が出てこないマンガなので、そのクソさが一層際立っている。 接し方は不器用でも、 マルオの方がよっぽど父親らしい。

次の14巻で五等分の花嫁はついに完結。 四葉は他の姉妹に遠慮しているところがあるし、 周りもすんなりおめでとうとは行かなさそう。 四葉が他の姉妹に対してどう落とし前をつけていくのか。 最後まで目が離せない。 表紙の花嫁は四葉で確定、だよな。きっと。

五等分の花嫁(13) (週刊少年マガジンコミックス)

五等分の花嫁(13) (週刊少年マガジンコミックス)