五等分の花嫁(11)

本作のキーパーソンの1人だった写真の少女が前巻でついに判明したわけだが、ずっと風太郎のことを覚えていて、食堂で再開したときに直ぐ風太郎だと気付いたとか、その一途さに泣けてくる。報われて欲しいところだけど、かといって他の姉妹が失恋する姿も見たくないし、誰を推すべきか悩ましい。風太郎はホント天然ジゴロだな。

五つ子はそれぞれやりたい事を見つけ始めて、中には早くも他の姉妹とは別の道を歩き出した者もいて、物語のクライマックスが迫ってきている予感がする。