開発期間10年の記事が強く印象に残っていた「ユニコーンオーバーロード」を購入し、クリアした。
ユニコーンオーバーロードの開発元は、十三機兵防衛圏と同じヴァニラウェア。前作以上に、ヌルヌル動く美麗2Dがセクシー。
亡国の王子アレインが解放軍を率いて周辺諸国を解放しながら味方を増やし、帝国を倒す物語。超王道。意外だったのはガレリウスの正体くらい。
ゲーム内でアレインの契約相手、つまりは結婚相手を選ぶクエストがあり、ドラクエVを思い起こさせた。さすがは未来の王様。嫁候補が多すぎて選べない。女性の固有キャラは皆魅力的にデザインされているし。まぁ1周目はスカーレットにしたけど。
ガンビットのようなシステムを採用し、装備で結構ステータスが変化したり、装備固有のスキルが使えるようになるので、キャラと装備の組み合わせがまるでデッキ構築のようだった。
1周目から固有キャラ縛りでプレイした。雇用したキャラは街の守備兵に配置するだけ。アレインはさすが主人公といった感じで使い勝手が良く強い。列攻撃のスピニングエッジを習得したら無双してくれた。エースユニットとして最初から最後まで活躍。
メインヒロインのスカーレットは回復と攻撃どちらも可能なのが中途半端で使いづらかった。中盤から状態異常やデバフを撒く敵が多くなるから、ビショップ必須で、枠がなくなる。ほとんどアレインと一緒に戦うことはなかった。
レベル30を超えたあたりで列攻撃や全体攻撃のスキルを習得しだすので、それらを中心に戦術を練る。エルフ姉妹のエレメンタルロアーは強力。スキルで会心必中にしたらほぼワンパン。グラシアルレインやトリニティレインもチャージが必要だけど超強力で、ネコミミフードのクイックアクトを組み合わせた即発動コンボが強いし楽しい。
装備強化で、序盤に入手した武器でも性能Maxにできるから、装備はスキルで選ぶことになる。初心者装備の性能上げて、レベル上げたいキャラに銀のゴブレットと一緒に装備し、古代の魔法陣を周回するとガンガンレベルが上がっていった。
クエストはメインの他にサブクエストやフィールドクエスト、解放クエストなんかがたくさんあってボリュームたっぷり。マップを隅々まで探索するのも楽しい。ゼルダみたいなオープンワールドとは違うけど、オープンワールドのような面白さ。解放する国の順番は自由だし、なんならいきなりラスボスに挑んでもいい。その点ではオープンワールドと言えるな。