LIVE A LIVE

LIVE A LIVE のリメイク版を購入してクリア

オクトパストラベラーで HD2D を体験し、これLIVEA LIVEにも合いそうだなと思ったけど、まさか本当にHD2Dでリメイクされるとは。嬉しい誤算だった。

最初の発売は 1994年。当時の記憶はだいぶ忘れてしまっていたので、今回は新鮮な気持ちで遊べた。

幕末編

まずは、おぼろ丸が主人公の幕末編からスタート。舞台の尾手城は広く、中ボスも結構いて、作中1位2位を争うボリュームがある。やり込み要素も多い。自分は1周目に100人斬り、2周目に0人斬りを達成した。

おぼろ丸は即発動する技が多く、属性ダメージを与える術も豊富で、かなり強いキャラクター。特にLv9で覚える忍法かまいたちが強力。まぁ、それだけで満足せず、小判を集めて影一文字も習得したが。魔神龍之介を倒して村正もゲットしたし、岩間さまも倒してた。かなりやり尽くしたな。

功夫

次は心山拳老師の功夫編。弟子を3人集めて鍛えて、というシナリオ。レイを集中的に鍛えた。1人に絞った方が良いのはリメイク版でも変わらず。主人公の中では紅一点だし、レイ一択でしょ。レイは最終編で大活躍してくれる。全範囲攻撃の画竜点睛の陣がめっちゃ強力。奥義の旋牙連山拳も強力。今作最強キャラと言っても過言じゃない。

ボスのオディワン・リーと対決する時、師匠と弟子のW 旋牙連山拳は鳥肌モノだったな。その前の、老子が弟子に旋牙連山拳を授けるシーンも。この2つは作中でも好きなシーンだ。

近未来編

主人公のアキラは超能力者で、テレパシーによって相手の心の中を読める。そのテレパシーを活かした会話システムが当時は斬新だった。最終編でも、もっと心の中が読めるNPUがいればよかったのにな。

無法松が熱い漢で、魂が震えた。「通りすがりのたい焼きやさんよ!」は名台詞。ボスと対決する時のアキラの台詞「そうだろ松!」も。LIVE A LIVE は名シーンや名台詞が多い。

アキラはデバフを付与する系の技が多くて、パーティーでは主にサポート役。近距離で強力な技が欲しかった。一応、最終編でもパーティに入れたけど。

西部編

サンダウン・キッドの西部編は、短くてすぐクリアできる。ひたすら罠を探して仕掛け、ボスぐらいしかまともな戦闘はない。そのボス戦も、罠で取り巻きを蹴散らしていったら1匹だけになるので、あとはガトリングに注意しながら戦えば楽勝。

サンダウンは火力が記憶ほど高くない印象。スーファミ版の時はもっと強かった気がするが。ハリケーンショットや新・乱れ打ちを覚えたら戦力になるけど、それまでは1発が弱いし耐久も低くて、使い勝手悪かった。最終編ではパーティーにサンダウン入れたけど、消去法は否めない。

現代編

ストリートファイターみたいなシナリオ。いや、シナリオと呼ぶのはふさわしくないな。ストーリーないし。ひたすらバトル。

技を受けて習得するシステムなので、回復で耐えて、技を習得し終わったら浴びせ蹴り連発でクリアできた。最初に習得した浴びせ蹴りが使い勝手良すぎで、そればっかり使っていたな。難易度高くない。

原始編

匂いを嗅いで、敵がどこにいあるか当たりをつけて、ぶつかったら戦闘というシステム。おかげでレベル上げの効率がちょっと悪かった。

ポゴとゴリはどちらも弱くはないんだけど、便利な技を覚えるわけでなく、使い勝手イマイチ。一応ヒロイン(?)のべるがぶっ壊れ性能だった。るーるーが超強力。ポゴは Lv16 まで上げてドデゲスデンを覚えたので、大抵の敵は楽勝。ボスも楽勝。隠しボスのキングマンモーは流石に強くて、なんとか倒せた。ドデゲスデンを使ったポゴの能力が軒並み低下するので、やはり使い勝手悪い。

SF編

SFにはトラウマがある。というのも、当時、ベヒーモスがめっちゃ怖かった。突然現れるからビクビクしながら進めていた記憶がある。

今回もその恐怖は変わらず。急に現れて、そして移動速度も速い。キューブと同じ速度で迫ってくるので、操作ミスってぶつかったらゲームオーバー。そんなスリルは求めてないんだけど。SF編はやはり苦手。バトルは最後のボスだけで特に問題にならない。ただひたすらベヒーモスが嫌だった。

中世編

中世編も、小学生だった当時では軽いトラウマ。FFみたいな舞台。主人公は正統派な騎士で、FFっぽい。絶対、姫を救ってハッピーエンドと思うでしょ。それがまさかね。まったく救いのないエンドになるとはね。

ボスの「あの世で俺に詫び続けろ!」を声ありで聞けたのは満足。できれば「オルステッド!」まで言って欲しかった。デフォルトの名前のときだけ声入れてくれてたらよかったのに。そこだけ不満。

最終編

オルステッドとおぼろ丸を主人公にしてそれぞれプレイ。

オルステッドは、各シナリオのボスを使って、主人公を倒すだけ。ボスが強いので大抵は楽勝。明とおぼろ丸は強敵だった。

おぼろ丸を選んだときは、全ての主人公を一度はパーティーに加えて、各々の最強武器ゲットして、エリアル装備も全部揃えた。ほぼやり込んだな。100回逃げるのは大変だった。

最終的にパーティに加えたのは、レイとアキラとサンダウン。おぼろ丸とレイが主力。アキラはサポート役。サンダウンはハリケーンショットでの遠隔攻撃で支援。Lv25くらいまで上げて、ピュア・オディオとシン・オディオを苦戦することなく撃破できた。

戦闘は、敵の弱点をついたり、向きを変えて相手の攻撃範囲をズラすことで、有利に進められる。わかっていたら難易度は高くない。とにかぬ、おぼろ丸とレイは攻撃性能が高いので、最終編のパーティーにこの2人は必須。残りは好みで。

HD2Dでリメイクされた LIVe A LIVE は期待通りだった

小学生のとき以来遊んだわけだけど、記憶に違わず面白かった。HD2D との相性も予想通りにピッタリ。満足と言って良い。この調子で、往年のスクウェアRPG を HD2D でリメイクして欲しい。FF5FF6クロノトリガーあたりをぜひ。