はじめに
先日 CentOS6 にソースコードから Ruby1.9.3 をインストールしたけど、将来 Ruby2.0 とか出たときに、複数のバージョンの Ruby を共存させたくなるはず。Ruby のバージョン管理ツールを使うべきだったな。やり直し。
Ruby のバージョン管理ツールは何がある?
Ruby のバージョン管理では長らく rvm が定番だったけど、最近は rbenv が人気のようだ。rvm は Ruby のバージョン管理だけでなく、gem も一緒に管理したり、Ruby のインストールも出来たりと多機能。多機能すぎて手に余る。その点 rbenv は Ruby のバージョン管理に特化していてシンプル。
rvm と rbenv どっちを使う?
gem は bundler で管理したいから、rvm じゃなくていいよね。ゴテゴテしたのはお好みでない。rbenv で十分。rbenv を導入することに決めた。あとついでに ruby-build っていう、そのままズバリ Ruby のビルド用ツールも導入しておく。
rbenv のインストール
作業はホームディレクトリで行う。
まず rbenv のソースコードを Github からダウンロード。
# rbenv ダウンロード
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv
シェルは zsh なので、.zshenv に次の内容を記述。
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" eval "$(rbenv init -)"
これで rbenv のインストールは完了。