波よ聞いてくれ(8)

8巻は北海道地震編の続き。麻藤が語った、災害時に「日常を演出しなきゃならない」ラジオの役割を、ミナレは見事に果たしてみせた。非日常が日常なミナレだからこそ、演出できた日常感だったんだろうな。次あるかどうかも分からない、ミナレの真っ当な活躍だっただけに、欲を言えばもっと長い尺で描いて欲しかった。