WEB+DB PRESS Vol.118

読んだ感想。

特集1 実践リモートワーク

リモートワークになったら、今まで通りの成果を上げるのが難しそうだし、評価したりされたりするのも難しそうだ。まぁ、自分は緊急事態宣言中も出勤した社畜ですが。GMO ペパボのような、既にリモートワークの土壌があるような会社は東京を中心に結構あると思うが、どこもまだ試行錯誤の段階っぽく、こうした事例が出てくるのはありがたい。

リモートワークをやるとなると、高速なインターネット回線は必須。うちのマンションが提供する回線は遅いので、フルリモートになったら仕事にならないだろうな。リモートワークだとインターネット回線費や光熱費がかかるわけで、今まで通勤手当だったものが、インターネットや光熱費の手当てに変わるんだろうか。

特集2 Pythonデータ可視化入門

収集したデータを可視化するために必要なツールが Python には揃っていて、本特集の通りやればデータを分析する環境を整えることができそう。残るは可視化したデータから何を読み取るかの術を身に付けることだけど、それはデータサイエンスの領域か。ただ、本特集で得た知識を本業で生かそうにも、携わっているクラウドサービスはデータを収集するところからの段階で、可視化以前の問題だった。

特集3 はじめての脆弱性調査

徳丸本を読んでから現在まで、自分が直接携わる Web アプリケーションの脆弱性対策は心がけてきたつもり。主に Azure App Service でホストし、ミドルウェアも Azure SQL Database なんかを使ってきたので、ミドルウェアやネットワークの脆弱性診断はやったことがない。それに、一朝一夕で身につくものでもなさそう。

本業で脆弱性診断をやるとしたら、専門の業者に依頼するか、セキュリティエンジニアを採用したいところだけど、自分には裁量が無いのでどちらも不可能に近い。クラウドベンダーが提供する PaaS や SaaS を使って、クラウドベンダーに任せてしまう路線を続けるしかなさそうだ。

WEB+DB PRESS Vol.118

WEB+DB PRESS Vol.118

  • 発売日: 2020/08/24
  • メディア: Kindle