『星野、目をつぶって。(1)~(6)』を読んだ

週刊少年マガジンで連載中の『星野、目をつぶって。』をKindleでまとめ買いして読んだ。「クラス一の日陰者・小早川が、 クラス一の人気者・星野海咲の素顔を知ったことがきっかけで、 メイクの依頼を請け負うことになる」というあらすじのマンガ。

ヒロインの星野は後先考えずに行動してメイクを崩すので、メイクを担当している小早川は必然的に巻き込まれながらも、クラスメイトや他の生徒の悩みを解決していく。 本作は一応、ラブコメに分類されているのかな。でも前述のように、お悩み解決の話が多かったので、ラブコメというよりも学園ものというか、青春ものというか、そんな色が強いように思う。ラブコメブコメしてない。

星野に巻き込まれる形で生徒の悩み解決をしてきた小早川だが、最近では星野の協力を得て自分自身を変えるための話にシフトしてきた。ラブコメなんで誰と結ばれるかも気になるが、それと同じくらいに小早川含む主要な登場人物がどう変わっていくのか楽しみ。

余談だけど、最初悪役的な立場で出てきた不良の加納、登場人物の中で一番ハイスペックではないだろうか。 不良な点を除けば、学力は学年8位だし、家事得意だし、 運動能力も星野ほどでは無いがかなり高い。 登場時の印象は最低だったけど、 小早川との因縁が絡んだ怒涛の連続イベントで手のひらクルってなった。