『ぼくたちは勉強ができない(7)』を読んだ

夏休みが終わってあしゅみー先輩の出番が減るかと思いきや、そんなことは全くなく7巻でも健在。それにしても、夏休み&予備校も終わったというのに、成幸はまだハイステージに通ってるのか。

ここのところ、誰か1人がメインではなく、3人娘全員が同じくらい登場するような回が増えてきた印象。そういった回は結局、最後にあしゅみー先輩や真冬先生が持っていってしまうんだけど。

その真冬先生、プライベートではポンコツを晒しているが仕事では完璧。…といつから錯覚していた?話の都合上仕方ないとはいえ、成幸無しでよく今まで社会人やってこれたもんだ。

7巻ではうるかがかなり積極的に攻めていた。成幸に手料理を振る舞ったのは彼女くらいだし、他に好きな人がいると勘違いされながらも着実に進んでいる印象。ただ、2人を応援していた方が先にくっつくとは予想してなかったな。

文乃は3人娘の中において最初の出遅れを一気に挽回して、その勢いに陰りは見えない。女心の師匠と姉弟ごっこを経て、なんだかんだで成幸と文乃は良いコンビになってきた。父親回も残っているし、メインヒロイン扱いっぽくなってきた気がする。

理珠は再度イメチェンを図ったりと作者の苦労が滲み出てる気がする。メイン回少ないし。ポテンシャルは高いだけに勿体ない。やはり、自分の気持ちに気付いてからが勝負だろう。そうなると、理珠も重要エピソードを残してることになるな。

ブコメだから最終的にはヒロインの誰かと結ばれるんだろうけど、その相手がまったく予想できない。みんな可能性ありそう。途中からヒロインに加わったあしゅみー先輩や真冬先生はさすがに難しいとは思うが、先生推しの自分としては前例にない事をやって欲しいとも思ってる。