WEB+DB PRESS Vol.112

毎号購読している WEB+DB PRESS の感想メモ。

特集1:コンポーネント設計

アプリケーションのドメインを抽出して、ドメインオブジェクトコンポーネントを作り、 ドメインオブジェクトコンポーネントを構成する要素から、ドメインエレメントコンポーネントを切り出す。 確かにこのやり方だと Atomic Design と比べて余計なコンポーネントを作ってしまうことは減りそうだ。 筆者の提唱するコンポーネント設計手法は、ドメイン駆動設計を彷彿とさせる。 ユビキタス言語の作成と通じるものがあるし、ドメイン駆動設計と相性が良さそうだ。

特集2:RDBMS 徹底比較

主要な RDBMS の違いがまとまった記事で OracleMySQL は触ったことがなかったので勉強になった。本特集で得られる知識は RDBMS の選定に役立つのはもちろん、MySQL から PostgreSQL に移行といった RDBMS の載せ替えにも役立ちそう。

特集3:実践 Scala

メインで使っている C# は着実に進化していて不満はないけど、たまに Scala の表現力が羨ましくなる。その表現に寄与しているのが implicit parameter なのかな。暗黙的に引数を渡せるおかげで簡潔に書けるが、ぱっと見どこで渡されているのか分かりづらくて、Scala が難しいと思われる一因になってそう。

自作キーボードのススメ

自作キーボードはエンジニアにとって身近な沼だろうな。筆者は何個も組み立てていて、こだわり出したらキリが無さそうなのが十分伝わってきた。手を出したが最後、引きずり込まれて、抜け出せなくなりそう。

WEB+DB PRESS Vol.112

WEB+DB PRESS Vol.112

  • 作者: 樋口剛,篠田典良,谷口慶一郎,大沼由弥,豊島正規,三村益隆,笹田耕一,牧大輔,大原壯太,門松宏明,鈴木恭介,新倉涼太,末永恭正,久保田祐史,池田拓司,竹馬光太郎,はまちや2,竹原,粕谷大輔,泉征冶
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2019/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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