本書が主張する『アダプティブコード』とは、 コードを大幅に変更することなく、新しい要求やシナリオに対処する適応力のあるコード。 そのアダプティブコードを実現するためのキーがインターフェイス。 インターフェイスのみに依存することで、実装の変更に強くなるし、テストもしやすくなる。 SOLID 原則に従っていれば、ね。
本書ではその SOLID 原則について結構ページ数を割いている。 中でも CRUD なインターフェイスに単一責任の原則を適用し、 Reader と Writer の 2 つのインターフェイスに分けていたのは、 自分にとって新しい発見だった。 分け過ぎではと初めは思ったけど、
といったメリットに納得。 どこまで分けるかのバランスが重要だな。
C#実践開発手法 デザインパターンとSOLID原則によるアジャイルなコーディング
- 作者: ゲイリーマクリーンホール
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/06/25
- メディア: Kindle版
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