アオアシ(31)

エスペリオンでの長いシーズンが終わり、31巻はオフシーズン。

福田の口から花のスペイン留学を知らされたのは寝耳に水だな。福田の怪我がきっかけで抱いた、世界的スポーツ外科医になる夢を実現するために渡欧し、挫折しない限りはずっと向こう。それを知ったアシトは花のこと全く知らないと、ようやく自覚したわけだ。そこで杏里に聞いちゃうのが鈍感主人公ムーブだけど。

さらには、それを冨樫が聞いてしまうという、ね。え?四角関係になりつつある?そう思ってたら、冨樫がとった行動が男前過ぎて痺れた。個人的には花より杏里の方が好感持っているんだけど、ここまでの扱いは不憫だな。

花も花で、決意が鈍るからアシトに会えない。アシトは花に一方的に支えられてきたことを自覚して、いまさらどんな顔して会えばいいか分からない。そんな中、最後に愛媛で再開してしまった花とアシト。次巻でどんな会話をするのかハラハラする。

あと大友システムはウケタ。彼女いるやつにはパス出さないって、そりゃペップやクロップ考えもしないよな。そんな大友にも春がくるのか?お茶からのスタートだけど。相手がセレクションを生き残った戦友でもある橘の、双子の姉である都とは。予想はしてなかったけど悪くない組み合わせ。冨樫と杏里よりは受け入れやすい。いやまぁ、大友があまりにも面白過ぎたから感覚マヒしているのかも。