渡くんの××が崩壊寸前(14)

遂に覚悟を決めた渡くんは、紗月に一直線。紗月の方が逆に踏み出せずにいる。それにしても、前巻では紗月の学校の修学旅行に潜入し、今巻では紗月のために松本にまた行ったり、ここのところ渡くんはかなり積極的だな。

渡くんのことを信じられないのではなく、自分が渡くんを愛せるのか自信がないというのは、紗月が育った境遇を思えば仕方ない。ただ、今の家族はすごく良い人ばかりで、それが救いだな。

幼少期に紗月が渡くんの家の畑を荒らして姿を消した理由も明らかになった。子どもの世界は狭いから、突発的な行動に至るのもわかる気がする。

与えることしか考えていない紗月相手に、石原さんが白旗を上げるとは思わなかったな。まだ完全に諦めてはいないみたいだけど。微笑ましい。徳井も渡くんの影響受けて、また恋愛してもいいかなって思えてきたみたい。徳井の過去がそろそろ明かされるかも。

そしてなんと、16巻が最終巻だそうな。まだ回収されていない伏線あったかな。いろいろ謎を散りばめてきた漫画なので綺麗に回収してきってほしい。