司馬のパスにまったく追いつけずに終わった、アシトのトップチーム練習参加初日。練習後に司馬に直談判したり栗林と会話して、何か気付きがあったのか。練習2日目の最初からパスに追いつけるようになっていて、すぐに潰されてしまったけど、見せ場を作れた感じ。理屈がわかっていないながらも、そういう世界と割り切って、脳を上手く切り替えられるたようだ。フリスビー投げられて取りに行く犬と同じ、っていう自己評価はウケた。
2日目が終わったあと花と会話するシーンが、エスペリオンユース入団直後くらいの、素直に応援されていた頃を彷彿とさせて、ちょっとホッとした。ホント、すれ違い解消できてよかった。個人的には、杏里の方が好みだったりするけど、花も捨てがたい。その会話で何か掴んだのか、3日目からは完全にパスに反応できるようになって、さすがの対応力といったところだ。
でも、アシトの何よりも凄いところは、メンタルだな。相手がトッププロであろうと、物怖じせず意見を主張して戦わせてくる。そのメンタル欲しい。アシトのメンタルがあれば、チームが変わろうと、スポーツか変わろうと成功できる。実際、Jリーグから海外に挑戦した選手で、成功と失敗の明暗を分けたのはメンタルが大きいんじゃないだろうか。長谷部とか長友とか富安とかね。
