ぼくたちは勉強ができない(20)

あしゅみー先輩ルートはいきなり数年後に飛んで、成幸はすでに教師になっていた。離島に赴任したら、そこに研修医になったあすみがいた、という予想外の展開から始まった。大学生活すっとばすとはなぁ。あすみは髪が長くなって全然雰囲気が違う。大人っぽい。これは良いイメチェン。

そのすっとばした大学生活の間、2人は疎遠になっていたとはね。その理由がまさかまさかの、小美浪診療所が助けられなかった患者が成幸の父親だったとは。あすみ父と友人だったなんて、ここに来て何その設定。そりゃ、気まずくて会い辛くもなるわな。

それも、成幸が文字通り命をかけたおかげ(?)で、あすみは医者として一皮むけ、本当の恋人に。ついでにあすみ父も救われ、めでたしめでたし。恋人のフリしていた頃の成幸をからかうあすみは生き生きしていたけど、本当の恋人になってから照れる様子もまた尊い