からかい上手の高木さん(10)

最初の話は、てっきり西片くんと高木さんの性別が逆だったら、という IF の話かと思って読んでいたけど、もしかしたら違うかもしれない。ちーの未来の姿だったりするのかも。もしそうだとしたら、親子2代でからかわれてしまうのか。

スポーツテストで高木さんにリベンジするために、1年間スポーツテストの種目の練習をしてきたなんて、凄そうで凄くない絶妙のラインを突いてくる西片くんは良いね。スポーツテストの練習かぁ。その発想はなかったな。練習の甲斐あってあと一歩のところまで追い込んだけど、心理戦の末に敗れてしまった。心理戦では勝ち目ないからねぇ。

西片くんは高木さんのことを「高木さん」と呼んでいるのに対し、高木さんは西片くんのことを「西片」と呼び捨てにしている。 連載開始時から既に。二人の力関係から呼び捨てになんら違和感なかったけど、出会った当初は「西片くん」だったはずで。 その謎が 10 巻でようやく解けた。高木さんにからかわれないために、西片くんが行った作戦がきっかけだったのか。

まぁ、その作戦は逆効果で、「西片」と呼ばれることになってしまったわけだ。めでたしめでたし。