『プログラミングバカ一代』読んだ

本書は UEI 社長である shi3z 氏の、 コンピューターと出会った幼少期から現在までの人生を再構成して作ったフィクション。 ほぼノンフィクションと思っていいに違いない。

アスキーへの投稿をきっかけに連載、 マイクロソフトドワンゴと、 順風満帆のキャリアを歩んできたと思いきや、 DWANGO NORTH AMERICA での挫折。 故郷の長岡にいったん戻り、 そこから UEI を設立して現在に至る、 なかなかに波乱万丈な人生だ。

とにかく出会いに恵まれていて、 Bio_100%の森氏やハドソンの中本氏など層々たるメンツ。 それらの出会いを引き寄せたのも、 本人の実力と行動力の賜物だろう。

氏の掲げる人類総プログラマー計画は、何年かかるか分からない壮大な目標だ。 もし、プログラミングが人々にとって当たり前のことになったら、 アラン・ケイのような存在になれたと言って良いと思う。

プログラミングバカ一代 就職しないで生きるには21

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