BeProud の開発陣が執筆した Python 本。名前からさぞかし Python づくめかと思いきや、
- Redmine と Mercurial を使ったチケット駆動開発
- Jenkins を使った継続的インテグレーション
- Sphinx をつかってドキュメント作成
といった章もあり、Python 本というよりも、BeProud の開発手法がまとめられた1冊だった。
肝心の Python の部分は、Flask で Web アプリケーションを開発するチュートリアルが主な内容。AppEngine、Djangoの章もあるけど、こちらは触れてる程度。ただ、紹介されているツールやライブラリは便利そうだった。factory_boy や Fabric は今度 Python で Web サービス開発するとき試してみよう。
Python ではなく Ruby や Java、Mercurial ではなく Git を使っている場合でも、BeProud のやり方を取り入れるのは可能だと思う。うちじゃ無理だけど。開発手法についての記述が多いので、Pythonista じゃないけどチーム開発の参考に読む、というのもアリ。
- 作者: ビープラウド
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- 発売日: 2012/03/26
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