著者である中島聡氏の仕事に対する考え方は、私が常日頃思っていることと似ています。「自分に適した『天職』といえる仕事をやるべき」というところなんて特に。ちなみに天職というのは、楽しくて仕方ないって思える仕事のこと。天性の才能は関係ないです。
1日に8時間働くとして、1日の3分の1以上は仕事に費やすわけです。3分の1って結構な時間ですよ。可能な限り、好きなこと(またはそれに関わること)を仕事にするのが良いに決まっています。好きではないけど楽な仕事をして、好きなことはプライベートな時間に趣味として楽しむ、っていう考え方もあるでしょう。でも、そんな仕事に時間の3分の1を使うなんてもったいなさ過ぎます。
就職氷河期で好きな仕事に就けなかった、って人もいるでしょう。でも、今からでも遅すぎるということは無いはず。ただし、単に「なりたいな〜」と思っているだけじゃなくて、相応の努力が必要ですけど。本当に好きだったら、その努力は苦にならないと思います。まだ学生の人は、今のうちに自分の能力を高めておきましょう。遊びは程々に。
1度きりの人生だし、できるだけ楽しく生きないともったいないです。
エンジニアとしての生き方 IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)
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