Windows に VimShell を導入してみた

Web アプリ開発してると、コマンドラインシェルでの操作が多くなります。エディタでソースを修正したり、単体テスト実行したり、Webアプリを起動してデバッグしたり、等々。


例えば、Web アプリをデバッグ中にソースコードを修正して単体テストをしたい場合、Windows では Screen が使えないので、cmd.exe を複数起動することになります。でも、複数起動すると切り替えるのが面倒です。それに cmd.exe はシェルとしても貧弱。


以前 Windows に移植された zshbash を紹介しました。

でも、どれも完成度はいまひとつです。


cygwin をインストールすれば zsh や screen を使えるようになりますが、以前試したら重かったので気が進みません。コードは Vim で書く事が多いから、Vim からコマンドを実行できたらいいですよね。Emacs ユーザーは Emacs 上で何でもやるって聞きますし。


よろしい。ならば VimShell だ。


vimshell は Vim 上で動くシェルです。VimScript で実装されているというからすごい。


vimshell から外部コマンドを非同期で実行してほしいので、vimproc もインストールしておきます。

vimproc は C のソースコードをコンパイルする必要があります。コンパイルが面倒な人は、Shougo さんが公開している DLL をダウンロードして autoload につっこむといいです。


Vim を起動して VimShell コマンドを実行すれば、バッファ内に VimShell が起動します。右下が VimShell。
f:id:griefworker:20101124102939p:image
project.vim と組み合わせれば、IDE っぽくなりそうですね。