仕事には大きく分けて、「作業系」の仕事と「考える系」の仕事の2つがあります。そのうち「仕組み」化できるのは、「作業系」の仕事の方です。ところで「仕組み」とは何か?それは「誰が、いつ、何度やっても同じ結果が出せるシステム」のことです。
誰がやっても同じ結果になるように上手く仕組みを作れば、新人だろうとアルバイトだろうと戦力になるのでしょうが、私たちの業界で適用する事は難しいですね。「用件を洗い出す手順」や「テストケースを洗い出す手順」といった大まかな仕組みは作れますが、誰がやっても同じ結果にはならないでしょう。
とはいえ、「仕組み」によって手順が決められていれば、次の作業で何をしなければいけないのか考えたりする時間は削減されます。個人的に、それは大きな利点に思えます。自分の1日を分析して、仕組み化できるところはないか探してみるのもいいかもしれません。
- 作者: 泉正人
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