『王様達のヴァイキング(1)〜(13)』を読んだ

Podcast で IT エンジニアにお薦めと聴いて、Kindle で一気に読んだ。

天才的なハッカーでクラッカーでもある主人公の是枝が、もう1人の主人公であるエンジェル投資家の坂井と組んで、 世界征服を目指す。実際は、是枝のクラッカーとしての能力を生かして、サイバー犯罪と戦うマンガ。

出てくるサイバー犯罪は、どれも現実に起きておかしくないもので、これはないなと思うことがなかった。Web サービスを開発運用する身として、読んでて身が引き締まった。IT エンジニアにお薦めというのも納得。

是枝の宿敵と言えるキャラも出てきて、幾度となく熱いサイバーバトルを繰り広げるが、13 巻ともなると最終決戦かというくらいの盛り上がり。まさかこんな展開になるとは。熱い。熱すぎる。続きが気になって仕方ない。

あと、坂井がいいね。第一印象はめっちゃ胡散臭かったけど、すぐにお気に入りになった。脳みそが若かったりアンテナが高いところはもちろん良いが、それよりも、自分を馬鹿にしている後輩に対して、そういう気概があるべきだと言えるところが格好良い。 こんなアラフォーになりたいと思った。