『マスタリングTCP/IP 入門編』を読んだ

「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2017」で、 『マスタリングTCP/IP 入門編』が技術書部門ベスト10に入っていたので購入。 自分自身、TCP/IP を理解できているかと聞かれたら怪しいところはあるので、 復習のつもりで読んでみた。

本書で扱っている『TCP/IP』はプロトコルTCP と IP だけを指すのではない。 UDP や HTTP や FTP などなど、インターネットを構成するプロトコル群の総称。プロトコルといったら OSI 参照モデルが真っ先に紹介されるが、実際に使われているのは TCP/IP で、OSI 参照モデルとTCP/IP の関係性に混乱したのはいい思い出だ。OSI 参照モデルとの関係性はもちろんのこと、そもそもの成り立ちから解説してあるので、昔の自分が最初に本書と出会っていれば、すんなり理解できただろうな。

あと解説がとにかく丁寧。フレームやパケットが運ばれていく様子を、郵便や宅急便といった現実世界のものに例えて説明しているので、イメージが掴みやすい。図をふんだんに使うだけでなく、図内の矢印に番号を振ったり、細かい書き込みを加えたりと、細部まで力が入っており、理解の助けに何役もかっていた。

今もなお支持されているだけある。 新人に読ませたい本としてたびたび本書の名前を聞くが、 それも納得。

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版