『かぐや様は告らせたい(4)』を読んだ

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の 4 巻がようやく Kindle で発売されたので、 購入して読んだ。

4 巻のお気に入りは藤原書記による特訓回だな。やっぱり。 今回は自分の得意分野だからと侮っていたために、 再び地獄の門を開いてしまうところが、藤原書記らしい。 この回では校歌が出てくるけど、 最後に校歌を使ってオチをつけたのが上手い。 それにしても、白金はこうも欠点が多くてよく会長になれたな。 努力でその場を凌いできたとあるから、 努力で克服していく姿勢が生徒の模範に相応しいと言えなくもないか。

会長の妹・圭が初登場する回も良かった。 圭がどんなキャラクターなのかは、 今回の話だけではまだ掴めなかったけど。 兄を嫌っているフシがあるが、 同属嫌悪的なヤツなのかな。 次回の登場に期待しよう。 この話の見所は妹よりも、黒いかぐや様だな。 もちろん、藤原書記が原因。 主人公(かぐやはヒロインではないみたい)の黒い一面が魅力になっているのが、 このマンガの凄いところだ。

今回も面白かった。既に 5 巻が待ち遠しい。 Kindle 版も紙の本と同時に発売して欲しいけど、 「電子書籍の購入は作家の応援にならない」という記事が記憶に新しいし、 出版業界を変革しないと難しいだろうな。