『起業のファイナンス』を読んだ

起業やスタートアップへの参加は今のところ考えていないけど

  • ストックオプションがどういったものなのか
  • 発行株式の数はどうやって決まるのか
  • スタートアップの株価がどういう風に上がっていくのか

といったことに興味があったので読んでみた。

ストックオプションはあらかじめ決めておいた金額で株が買える権利と理解。 あらかじめ決めておいた金額よりも株価の方が高ければ、 権利を行使して株を買ってから売却することで、 その差額が利益になる、と。 株をもらえるわけではなかったんだね。

シリーズAやシリーズBといったシードラウンドで、 スタートアップの価値がどう評価されて株価が上がっていくのか。 また投資を受けることで株の保持率がどう変わるのか。 それらの流れが図表にまとめられていて非常に分かりやすかった。

発行する株式の数については見当たらなかったのでネットで調べた。 例えば資本金1000万の場合、 1株50000円にするなら200株、 1株500円にするなら20000株、 という風に1株の金額を小さくすれば発行する株式の数が増えていく。 株式分割も同じかな。

本書で得た知識を使う機会は今のところ無さそう。 ただ、将来どうなるかはわからない。 プライベートプロジェクトが軌道にのって起業、ってなればいいな。 そのときは再び本書を熟読することになるだろう。 知りたかったことはだいたい知れたので、 知的好奇心は満たされた。