『プロトタイピング実践ガイド』読んだ

趣味でWebサービスiOSアプリを開発していると、 ついすぐコーディングに入りがち。

自分が欲しい(または作りたい)アプリを作るから、 頭の中に完成イメージがあるとはいえ、その輪郭はたいていぼやけている。 そのため、勢いで実装し始めたものの、途中で使いづらいと感じて、 UI を変更することも少なくない。

実装中に UI を変更するのは大変だし、 UI の修正中は動いているところを見れないことも多い。 結果、モチベーションが下がる、というよくあるパターンに陥ってしまう。 それを回避するためにもプロトタイピングが必要。

ただ、闇雲にプロトタイプを作ればいいってものではない。 需要をリサーチし、ターゲットユーザーや利用状況を決め、 機能とコンテンツを選定する。 必要な機能だけに絞って実装し、その他の機能は潔くあきらめる。

そして、ペーパープロトタイピングまたは POP みたいなアプリを使ったツールプロトタイピングで、 レイアウトや画面遷移を検討。 デザインだけでなく使用感までチェックして改善を繰り返す。 なるほど、ここまで固めることが出きれば、開発の出戻りは少なそうだ。

WebサービスiOSアプリの新規作成または改善で、 本書の手順で開発してみようと思う。