「アジャイルプラクティスを読んだから、アジャイルサムライは読まなくていい」って考えていたけど、やっぱり読んでよかった。テスト駆動開発や継続的インテグレーションはすでに実践しているけど、インセプションデッキは新しい発見だった。
インセプションデッキは、10の質問と課題が提供されているのがいい。この質問と課題が無かったら、何をはっきりさせればいいのかすら分からない、っていう状況になりかねない。残念なことにね。とっかかりがあるだけでも違うもんだ。それに、本書が紹介する質問と課題だけにこだわる必要はなくて、オリジナルの質問や課題を追加してもいいみたい。
目的地とルートを定めて、共有しておかないと、チームは遭難してしまう。つまりデスマ。それを回避するための手段として、インセプションデッキは良さそうだ。今度新しいプロジェクトで試してみようと思う。個人プロジェクトだけどね。
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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