誤解を恐れずに、本書の主張をすごく簡単に説明するなら
人間関係がうまくいかないのは、自分または相手、もしくは両方が「箱」に入っているから。
箱に入っている状態だと、自分を守るために、他者に対してより攻撃的になったり、逆により防御的になったりする。
といった感じ。「箱」という概念で、人間関係でよくある問題を上手く説明しているなと思った。
試しに「箱」を意識しながら生活してみたところ、「今自分は箱に入っているな」「あの人は箱に入っている状態かも」というように、状況を引いて見れるようになり、心に余裕ができた気がする。ただ、意識してないと忘れてしまうし、意識し続けるのもなかなか難しい。
非リア充な自分にとって人間関係は永遠のテーマ。本書は定期的に読み返さなければいけないな。
- 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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