今まで、レイアウトや UI 部品の配置は適当に決めていた。適当というと語弊があるな。ユーザーがすぐ操作を習得できるように、既存のアプリを参考に決めてはいた。だけど、それ以外の理由はなかった。
本書を読んでからというもの、「なぜそのレイアウトにするのか」「なぜその UI 部品を使うのか」「なぜその場所に配置するのか」といったことを常に考えるようになった。誤操作が怖いボタンは上に、利用頻度が高いものは下に、機能が独立している場合はタブを採用など。これらは本書受け売りだけど。
あと、ペーパープロトタイプの重要性も身にしみた。いつも最初から Xcode のストーリーボードで画面を実装していたけど、デザインの変更が大変だった。画面の入れ替えも。実装に入る前に紙の上でデザインを煮詰めておいた方が結局は早い。
本書は「iPhone アプリ設計の極意」というタイトルではあるが、iPhone に限らず、スマホアプリ開発するなら読んでおくべき。ちなみに今回は書店よりも安いという理由で、オライリー eBook ストアで DRM フリーの PDF を購入した。Raboo 件があるから、DRM フリー以外の電子書籍は怖くて買えないよ。
iPhoneアプリ設計の極意 ―思わずタップしたくなるアプリのデザイン
- 作者: Josh Clark,深津貴之(監訳),武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/06/18
- メディア: 大型本
- 購入: 24人 クリック: 1,170回
- この商品を含むブログ (29件) を見る