最近、仕事についていろいろ考えることが多くなってきたので、今話題の本ではなく、長年読まれてる本を読んでみようと思い購入。数年前に先輩に勧められたんだけど、まだ読んでいませんでした。
本書は今までに読んだ本とは少し毛色が違う感じ。良い意味でゆるいです。気に入った箇所をピックアップしてみます。
必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
ヒット商品を生み出すには、自分が欲しいもの・必要としているものを作るのがいいと思っているけど*1、偶然から生み出された大ヒット商品があるのも事実。その例として、本書ではコカコーラやリーバイスを紹介しています。ヒット商品って、必要なので作ったものと、偶然から生まれたもの、この2つが大半な気がする。
もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
<あらゆること>をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから
素晴らしいアイデアを見つけられるかどうかは運しだい。でも、運よくアイデアを見つけたとしても、それを実現するための能力がなければ意味がないですね。悲しいことに、今の私には足りてない。<あらゆること>をするとなると、どれが当たるか分らないのなら、いろんなサービスを開発して経験を積んでおき、素晴らしいアイデアが閃いたときに備えておく、というのは手かな。途中どれかが当たればもうけもの。
本書はビジネス書ですが、上記の箇所はエンジニアの私の琴線に触れました。せっかくエンジニアになったのだから、未来で普通に使われるものを作りたい。Google の Web 検索、Apple の iPhone みたいな、ね。
- 作者: デイルドーテン,野津智子
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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