AppEngine アプリ開発したりすると、モデルやビューのソースコードが結構な行数になってきます。かといって複数のファイルに分割するほどでもない。そんなときにソースコードを修正するとなると、目的のクラスやメソッドにたどりつくまでが大変です。名前を覚えていれば検索できますが、どんなメソッドがあるか忘れてたら探しようがありません。
Eclipse のような IDE だと、ファイルに定義されてるクラスやメソッドの一覧を表示できます。同じことを Vim でもやりたいですよね。やれるんですよ、これが。taglist.vim というプラグインを使えばね。
まず ctags をインストールします。ctags は下のリンク先からダウンロードして、適当なディレクトリに放り込むがよろし。
taglist.vim はこの ctags を利用するので、インストールディレクトリにパスを通しておきましょう。
そして taglist.vim をインストールします。Vim の公式サイトからプラグインをダウンロード。
- taglist.vim - Source code browser (supports C/C++, java, perl, python, tcl, sql, php, etc) : vim online
Vim プラグインを pathogen で管理していれば、解凍して bundles に放り込むだけです。まだ pathogen 使ってない人は、これを機に導入するといいよ!
クラスやメソッドのアウトラインを表示したいファイルを Vim で開いて、下記のコマンドを実行します。
:Tlist
すると、こんな感じで画面が分割されてアウトラインが表示されます。
ちなみに上図は kay のソースコードで実行した結果です。クラスやメソッドがズラーっと表示されていて、見通しやすいです。これでまた一歩 IDE に近づきましたね。