Vim では [Ctrl-n] での補完機能や、[Ctrl-x][Ctrl-o] でのオムニ補完が使えるので、プログラミングで直接タイプする量は、IDE 使っているときと余り変わりません。
でも、Visual Studio の IntelliSence に慣れた身としては、補完候補を表示するためにわざわざキーなんて押したくないのが本音。ぶっちゃけると、私は Ctrl キーを押すが苦手なのです。IntelliSence みたいに、自動でポップアップしてほしい。
そんな小指に気合いが足りていない私にぴったりなのが、『neocomplcache』という Vim プラグイン。強力な補完機能を提供してくれます。
上記ページからダウンロードしたら、vimfiles フォルダ下に配置します。インストール方法は他の Vim プラグインとなんら変わりはありません。
注意点として、neocomplcache はデフォルトでは無効になっているようなので、_vimrc を編集して有効にしておく必要があります。ついでに、設定もいくつか追記しておくといいです。とりあえず、ヘルプに書いてある設定をほぼ丸ごとコピー。
"neocomplcache を有効にする let g:neocomplcache_enable_at_startup = 1 "neocomplcache の smart case 機能を有効にする let g:neocomplcache_enable_smart_case = 1 "neocomplcache の camel case 機能を有効にする let g:neocomplcache_enable_camel_case_completion = 1 "_区切りの補完を有効にする let g:neocomplcache_enable_underbar_completion = 1 "シンタックスをキャッシュするときの最小文字長を設定する let g:neocomplcache_min_syntax_length = 3
Vim を起動して文字をタイプすると、自動で補完候補が表示されます。
こいつぁステキだ。
neocomplcache を使いこなしたい人は、Vim-users.jp に neocomplcache の解説やハックが掲載されているので、目を通しておくと良さそうです。
私もこれからいろいろ弄ってみます。