はじめに
「服装にも気を使おう」と思ったので購入。
- 作者: 森井良行
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/12/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでみると目からうろこ。知らない事や気にもしていなかった事ばかりでした。
本書のポイント
本書で特に「これは!」と思った部分を紹介します。
ファッション誌を読んでも意味が無い?
ファッション誌は、既にファッションを知っている人のために、最新の情報を提供するものです。知識がない人のセンスをアップさせるために作られているものではありません。
P49
どうりで。男性向けファッション誌は個性的なコーディネートが多いと、前からずっと思っていました。ターゲットが違ったわけですね。勘違いしている人は私だけではないはず。入門者向けの雑誌があればいいのに。
もう「黒=オシャレ」は間違い
DC ブランド時代に培われた「黒=オシャレ」というイメージが、時代の変化とともに、「黒を着用していれば間違いない!」という風に誤って伝わったのでしょう。
P.62
耳が痛いです。私も黒のジャケットやパンツを買っていました。「黒なら大丈夫だろ」という考えがあったのは否定できません。
女性が好むメンズファッション
女性が求めるメンズファッションとは、「カッコイイ」ではなく、「カワイイ」ファッションです。
P.81
女性がかわいいと感じやすいスタイルは「上品+遊び心ある」服装に多いといえます。
P.85
「カワイイ」を勘違いしてフリフリの付いた服なんて着てはダメですよ!「上品+遊び心」かぁ。シャツの襟だったり、ジャケットの裏地だったり、さり気無い部分にアクセントを付けると良いんでしょうね。
服を選ぶ3つの基準
- 体のラインを表すシルエット
- カラーコーディネート
- ディテール(細かなデザイン)
P.89
シルエットに関しては無頓着でした。体のラインを見せるなんて考えたことも無かった。
自分自身のスタイルを客観的に見る方法
後ろからファッションをチェックしたときに、前からその人を見たくなるような後姿をしているか?
P.100
試着しても、正面しかチェックしていなかった…。女性も、男性の後姿をチェックしたりするんですね。逆は良く聞きますがw
感想
本書いわく、万人受けするファッションは無いとのこと。相手の好むファッションをするべきだそうです。この「相手」は女性でもいいし、取引先でもいい。ちなみに本書は女性が好むファッションが中心ですが。
本書の内容は、ファッション誌に書かれていないことばかり。永久保存版です。