はじめに
最近、お金(金融とか)に興味を持ち、本を購入するようになりました。本書もその流れで購入。でも金融ではなく、貯金の本です。
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書まとめ
現状把握
- お金のクセ
- コンビニに行くとつい余計なものを買ってしまう
- 1つ買うと、ついで買いするハードルが下がる
- 用が無ければ行かないこと。
- まとめ買いしてしまう
- 出費を抑えたいものは、その都度買う
- ストレス解消をいいわけに、衝動買いや飲み会がやめられない
- できるだけお金のかからないことをする。散歩とか。
- セールだと「買わないと損」と思ってしまう
- 目的も無くセールに行かないこと。
- 予算や買うものを決めておく。
- 宝くじを買い続ける
- 競馬やパチンコの方が還元率がいい。
- 実際の数字を冷静に把握しておく。
- 小さな習慣を止められない
- 毎朝コーヒーを飲んでしまうとか。
- 習慣を見直す。本当に必要かどうか。
- コンビニに行くとつい余計なものを買ってしまう
- 使途不明金を減らす
- お金を使うとき「感情」から入らない
- 例えば、マンション購入でモデルルームにいったり、車の試乗→「欲しい!」となる。
- 感情が先にくると冷静な判断ができなくなる。
- 何にでも予算を決める
- 例えば「食費1日1000円」と決めて、財布に1000円だけ入れる。
- まず予算を決めて、それを絶対に守る!!!
- 現物を見に行くのはその後。
- ものの適正な価値を知る
- 資産価値を調べる。
- 将来の資産価値も。
- 買ってしまう心理を知る
- 例えば家。「賃貸で老後も家賃払えますか?」といったもの。
- そもそも老後に広い家が必要か?
- ポイントカード
- ポイントは店に現金を預けているようなもの。しかもその店でしか使えない!
- ポイントは次の買い物ですぐ使う。
- 「小さなお金」と「大きなお金」がある。
- 「大きなお金」とはローンや保険。
- 「小さなお金」とは毎月の食費など。
- 「小さなお金」は努力して節約しても効果が少ない。
- 「大きなお金」は短期間の節約で大きな効果。
- 保険
- 付加保険料は会社によって差がある。
- 保険は必要最低限にしておく。
- クレジットカード
- きちんとお金のコントロールができるなら、有効活用すべき。
- 公共料金の引き落としをまとめられることや、現金払いには無いポイント、付帯サービスなどが魅力。
- 基本は1回払い。
- なるべく1枚のカードにまとめる。不要なカードは持たない。
- 収入に合わせて支出を上げない
- 無駄なものリストを作る
- お金を使うとき「感情」から入らない
- お金の貯め方
- 2:6:2のルール
- 天引きされる仕組みを作る
- 定期預金など
- なるべく自動的に行われるようにして、かつ引き出しにくくする。
お金の地図を作る
- 家計簿
- まずはレシートを集める。レシートが無い出費は金額を書いたメモでいい。
- それを項目に分けてボックスにいれるだけ。
- 1ヶ月つけたら集計
- 継続して毎月の変動をみるのが目的。
- こまごました節約より、固定費を見直す
- 固定費の削減が一番効果がでる!
- 収入にしめる家賃の割合は25%まで。
- 財産と借金のリスト
- 賃借対照表みたいなもの。
- 「資産−借金=純資産」を明らかにする。
- 金額は「今売ったらいくらで売れるか」が基準。
- 財産表で健康状態を知る。
- 純資産がマイナスな場合、資産を増やすか、借金を減らして、健全な状態に戻す。
- 賃借対照表みたいなもの。
感想
本書で一番のお気に入りは、2:6:2のルール。収入を「貯金2:生活費6:自己投資2」の割合で使うことを習慣化することで、自然とお金が貯まっていくとのこと。
はじめに貯金だけでなく、自己投資まで確保しておくのは、目から鱗。将来の収入を増やすためには、自己投資が不可欠ですもんね。
自分の月の収入をきちんと把握して、収入を超えないように生活する。当り前のことなんだけど、出来ない人が結構いる。自分も最近赤字続き。生活を見直さないとな。