Silverlight2 テクノロジ入門

Silverlight2 をさわるにあたって購入。

MS SILVERLIGHT2 テクノロジ入門 (マイクロソフト公式解説書)

MS SILVERLIGHT2 テクノロジ入門 (マイクロソフト公式解説書)

WPF を既に使ったことがあるので、本書の内容の大半は読み飛ばしました。WPF には無いコントロールに関しては、サンプルコードが掲載されているので、それを見て基本的な使い方を把握。

個人的に本書で読み応えがあったのは、Silverlight からブラウザを操作する方法と、Silverlight動的言語を扱う方法の2つです。

Silverlight からブラウザを操作するには、やはり JavaScript を書かないといけませんね。こんな風に。

function handleLoad(control, userContext, sender)
{
    var xamlFragment = '<TextBlock Canvas.Top="60" Text="A new TextBlock" />';
    textBlock = control.content.createFromXaml(xamlFragment);
    sender.children.add(textBlock);
}

JavaScriptSilverlight コントロールを扱う方法』ですね、これは。

Silverlight動的言語を扱う方法では、IronPythonIronRubyJavaScript が紹介されています。サンプルコードを見たところ、IronPythonIronRubyJavaScript も良く似ていました。言語の違いはありますが、同じような書き方で Silverlight アプリケーションを作成できるようです。Ruby は触ったことがあるので、近いうちに IronRuby に挑戦しようと思います。

本書は Silverlight2 の入門書としてはちょっと難しめです。Silverlight にどっぷり浸かろうと思う人は、手始めに読んでみると良いのではないでしょうか。