「「1日30分」を続けなさい」を読みました
発売されたのは昨年。今更ですが、読んでみました。
- 作者: 古市幸雄
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書は勉強本です。勉強時間を捻出する方法、勉強に集中する方法、食事・睡眠法などが詰まっています。もちろん、英語の勉強法もあります。これまでに勉強本を何冊か読みましたが、食事・睡眠に触れた本を読んだのは初めてです。香りとか、飲み物(ハーブティなど)を扱ったものはありましたけど。
本書のポイント
私がポイントと思った部分を紹介。抜粋しまくりです。
- 脳科学の実験結果に基づく正しい勉強法
- ある項目を勉強する
- この勉強の1週間後に復習する
- 最初の復習から2週間後に2度目の復習をする
- 2回目の復習から1ヶ月以内に3回目の復習をする
- 勉強の成果に一番必要な要素は時間
- (勉強の成果)=(教材・サービスの質)×(集中力)×(時間)×(時間)+(過去の勉強の蓄積)
- テレビを見なければ1年に2か月分の時間を捻出できる
- できれば朝型がおすすめ
- 朝の方が時間が進むスピードが遅い(気がする)
- 集中力の持続時間
- 長くて30分が限度
- 効果的な休憩方法
- 30分勉強して15分休憩
- または15分勉強して15分休憩
- 上記を1セットとし、2〜3セット繰り返す
- 集中力が切れてイヤになる前に一時中断
- 気分が乗らないとき
- 思い切って2〜3日勉強しない
- それにより発生する焦りを利用する
- 食事は勉強の効率を下げる敵
- 一度にたくさん食べない
- よく噛んで食べる
- 食後すぐには勉強しない
- 野菜とご飯中心の食事にする
- 睡眠は7時間半。最低でも6時間は必要。
- 勉強効率を上げるため
- 覚えたことを定着させるため
- 寝起きに熱めのシャワーを浴びると、起床後、短時間で頭をフル回転させられる
感想
脳科学の情報は目から鱗です。「過去問から解く」といった効率的な勉強法はいろんな本で紹介されていますが、一番効率が良いのは脳の仕組みに合わせた勉強法だと思います。これは実践する価値あり!
あと長時間ぶっ続けで勉強するよりも、30分勉強+15分休憩を1セットとし、それを繰り返す方がハードルが低いですね。勉強嫌いを直すリハビリに良さそう。無理して長時間勉強して、挫折してしまっては本末転倒ですから。
無理せず怠けず、です。