趣味でWebサービスやiOSアプリを開発していると、 ついすぐコーディングに入りがち。
自分が欲しい(または作りたい)アプリを作るから、 頭の中に完成イメージがあるとはいえ、その輪郭はたいていぼやけている。 そのため、勢いで実装し始めたものの、途中で使いづらいと感じて、 UI を変更することも少なくない。
実装中に UI を変更するのは大変だし、 UI の修正中は動いているところを見れないことも多い。 結果、モチベーションが下がる、というよくあるパターンに陥ってしまう。 それを回避するためにもプロトタイピングが必要。
ただ、闇雲にプロトタイプを作ればいいってものではない。 需要をリサーチし、ターゲットユーザーや利用状況を決め、 機能とコンテンツを選定する。 必要な機能だけに絞って実装し、その他の機能は潔くあきらめる。
そして、ペーパープロトタイピングまたは POP みたいなアプリを使ったツールプロトタイピングで、 レイアウトや画面遷移を検討。 デザインだけでなく使用感までチェックして改善を繰り返す。 なるほど、ここまで固めることが出きれば、開発の出戻りは少なそうだ。
WebサービスやiOSアプリの新規作成または改善で、 本書の手順で開発してみようと思う。
プロトタイピング実践ガイド スマホアプリの効率的なデザイン手法
- 作者: 深津貴之,荻野博章
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/08/08
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